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2018-10-10

卵かけご飯は好きですか?

皆さん、卵かけご飯って好きですか?
外でごはんを食べた時に「新鮮!朝採れたて!平飼いの卵!」さらには注文をうけてから
かまどで米を炊きますなんて書いてあったら、間違いなく注文してしまいます。
美味しいごはんと卵、醤油の3つが生み出すハーモニー!これを料理と言っていいのか
というと???ですが、シンプルだからこそ素材が大切です。

私もそんなに卵好きではないのですが、美味しい卵はペロッと食べられるので
たぶん、体の方が正直に教えてくれるようですね。
ただ、いつも美味しい卵が近くにあるかというとそうではないので、スーパーで
買うこともありますが、農家さんから直接買う卵は安心感が違います。

安心感って何!?

【有精卵の卵】
まず、卵は有精卵か無精卵かに分かれます。
有精卵の場合はメス10匹に対してオスが1匹ぐらいの割合で育てられます。
有精卵は育てればひよこになりますが、無精卵の場合はひよこにはなりません。

【平飼いの卵】
ゲージの中でほとんど動けないという状態ではなく、鶏がストレスなく伸び伸びと
草を食べたり、虫を食べたりしながら育っているかどうかも大切です。

【鶏の餌は何か?】
ほとんどがアメリカから輸入したとうもろこしだと思うのですが、農家さんが
育てている卵は野菜くずやくず米などを使った自家製飼料。
もちろん、野菜も無農薬で育てているとなれば安心します。

【黄身の色に騙されない】
鶏は食べる餌によって卵の黄身の色が変わります。
米ばかりを食べさせていたら白に近い薄い黄色になり、赤いパプリカなどを
食べさせると濃いオレンジ色になります。
畑でできた野菜を食べさせていると、季節によって、食べる野菜によって黄身の
色が変化していくそうです。
なので、濃いオレンジ色だから美味しい!という判断基準は危ないのです。
ビーツを食べさせたらどんな色になるんだろう?気になります・・・

【大きい卵と小さい卵】
大きい卵の方が栄養もりもりでお得な感じがしませんか?
若い鶏の卵は小さく、歳を取ると大きな卵を産むようになるそうです。
歳をとるといっても、卵を産む鶏は1年2カ月~1年半ぐらいでその役目を終え、
鶏肉になるそうです。普通に育てれば10年以上生きるので、1年ちょっとだと
十分に若鶏ですよね。
大きい卵は白身の量が多くなります。
こうやって聞くと、選び方も変わるかもしれないですね。

【卵の賞味期限】
生で食べられるのは2~3日じゃないの?と思っている方も多いと思いますが、
2週間ぐらいは生でも食べられます。
賞味期限でいうと1か月は全然平気!とはいえ、卵に1か月の賞味期限は
書いていないと思うので、自己責任にはなりますが。
平らなお皿に卵を落としてみるととても分かりやすいです。
白身の部分がぷっくり盛り上がっていれば大丈夫です!

【卵は洗わない!】
卵の表面に菌がついていそうだから・・・と洗ってしまう人がいるようですが、
卵の表面にはクチクラという層が卵の中に雑菌が入るのを防いでくれています。
なので、洗ってしまうとこの層がはがれ、卵の中に雑菌が入ってしまったり、
鮮度の落ちるスピードを速めてしまいます。
どうしても気になる方は食べる直前に洗うようにしましょう。

農家さんに卵の話を色々聞きながら、直接買う卵はなんだか安心して食べられます。
どんな餌を食べて、どんな場所で育ったか、野菜も一緒ですけどね!
産みたて卵は卵かけに!シンプルで贅沢なお料理です♪

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